別世界 佐々木和善 京浜詩派 第218号より
別世界 佐々木 和善
私は 昼行灯している
沖縄旅行で 石垣島にのぼせている
日溜りの冬に 太陽の光を受けて
生温かい風が 体にふれて
頭がへん
まるで長湯につかっているようだ
のぼせて 目が回る
目が 節穴になってしまった
風呂でキエーイと 水をかぶり
冷やしたが それでものぼせは収まらない
別世界に迷い込んだようで
たぶらかされている
欲もきえ 色気も忘れ
まったくどうしようもない
別世界 佐々木和善 京浜詩派 第218号より
私は 昼行灯している
沖縄旅行で 石垣島にのぼせている
日溜りの冬に 太陽の光を受けて
生温かい風が 体にふれて
頭がへん
まるで長湯につかっているようだ
のぼせて 目が回る
目が 節穴になってしまった
風呂でキエーイと 水をかぶり
冷やしたが それでものぼせは収まらない
別世界に迷い込んだようで
たぶらかされている
欲もきえ 色気も忘れ
まったくどうしようもない
別世界 佐々木和善 京浜詩派 第218号より