詩人会議 緊急声明 平和と進歩、民主主義を指向する
緊急声明
平和と進歩、民主主義を指向する
安倍自公政権は、戦争法案(安全保障関連法案)の衆議院の強行採決についで、9月19日、多くの市民の反対と識者の違憲表明を全く無視して、参議院での強行可決にいたりました。戦後民主主義が否定され、わが国は戦争への道を歩みはじめようとしています。
1946年11月3日公布、翌年5月3日に施行された日本国憲法は、他国への侵略、台湾、朝鮮への植民地支配をつづけ、第二次世界大戦で、無辜の2千万余のアジア民衆のいのちを奪い、3百万余の自国民の尊い血の犠牲のうえに、敗戦国日本へ手渡された、未来の人類への、世界の宝です。今「採決」では、人びとを苦しめ続けた過去への反省も無く、〝政府の行為によって再び戦争の惨禍〟が内蔵されたと言えると思います。
3.11の東日本大震災以降だけをみても、日本列島はさまざまな災害に見舞われました。自衛隊は、災害救助の努力を尽くし、その姿こそ市民とともにある姿として、たくさんの人の目に焼きついていることでしょう。私たちは自衛隊の人びとをはじめ若者たちを他国の侵略に従わせることに反対します。他国の誰とも殺しあうことを拒みます。
そして私たち詩人は、この間、憲法九条を守れ、と自らの声を発したたくさんの人びと、国会前へかけつけた人びと、全国各地でさまざまに集った人びと、年齢や障害などにより出かけられないけれども志をもつ人びとと共に、力をあわせて平和を築いていきたいと思います。そして草々とともに、木々とともに、生きものたちとともに、生きていきたいと強く望みます。
今後とも私たちは憲法九条を守り、〝平和と進歩、民主主義を指向する共通の立場にたって〟創造運動を進めていきたいと思います。
二〇一五年九月一九日
詩人会議
詩人会議が緊急声明を発表しました。
平和と進歩、民主主義を指向する
安倍自公政権は、戦争法案(安全保障関連法案)の衆議院の強行採決についで、9月19日、多くの市民の反対と識者の違憲表明を全く無視して、参議院での強行可決にいたりました。戦後民主主義が否定され、わが国は戦争への道を歩みはじめようとしています。
1946年11月3日公布、翌年5月3日に施行された日本国憲法は、他国への侵略、台湾、朝鮮への植民地支配をつづけ、第二次世界大戦で、無辜の2千万余のアジア民衆のいのちを奪い、3百万余の自国民の尊い血の犠牲のうえに、敗戦国日本へ手渡された、未来の人類への、世界の宝です。今「採決」では、人びとを苦しめ続けた過去への反省も無く、〝政府の行為によって再び戦争の惨禍〟が内蔵されたと言えると思います。
3.11の東日本大震災以降だけをみても、日本列島はさまざまな災害に見舞われました。自衛隊は、災害救助の努力を尽くし、その姿こそ市民とともにある姿として、たくさんの人の目に焼きついていることでしょう。私たちは自衛隊の人びとをはじめ若者たちを他国の侵略に従わせることに反対します。他国の誰とも殺しあうことを拒みます。
そして私たち詩人は、この間、憲法九条を守れ、と自らの声を発したたくさんの人びと、国会前へかけつけた人びと、全国各地でさまざまに集った人びと、年齢や障害などにより出かけられないけれども志をもつ人びとと共に、力をあわせて平和を築いていきたいと思います。そして草々とともに、木々とともに、生きものたちとともに、生きていきたいと強く望みます。
今後とも私たちは憲法九条を守り、〝平和と進歩、民主主義を指向する共通の立場にたって〟創造運動を進めていきたいと思います。
二〇一五年九月一九日
詩人会議
詩人会議が緊急声明を発表しました。