差別と共に生きる自分  野上敏和 (京浜詩派216号より)

差別と共に生きる自分  野上敏和

私は朝鮮生まれである
カラスケ・ロスケ・チャンコロ
抑圧者の立場で育って
何の不思議も感じていなかった

引揚者となり貧困生活
朝鮮人は廃品回収業と
密造酒
此処でもクラスで朝鮮人が出てくる
差別が出てくる

一九六〇年代企業での合理化が
本格化していく 民青対策会議
公然と開かれ組合漬しが始まる
差別攻勢が赤裸々に進められる
闘う労働組合の姿はほぼ
消えていく

能力主義・成果主義の
評価制度が頭を出してくる
利益は自分の手で 自らを削る
無能者の恪印者は排除追放           
人間の感性は薄れていく

ストレスは極度に進行 心の病
企業の合理化はさらなる進化
利益の追求 人間ではなく株券に

企業人の感覚は日常的に合理性の追求
生活保護受給者―税金の無駄
年金受給者―若者の負担
医療機関―年寄りのたまり場

自民党議員「枯れ木に水をやるようなものだ」
社会保障制度の高齢者対策の考え
三分の一のよい子どもが育てばよい
三分の一の有能な労働者がいればよい
日本的経営戦略が定着究極の差別

差別社会は極度に進む
他人のミスは蜜よりあまい
差別は自らを支える
何百何千とある差別を探し
自らを支える 今

二〇一六年七月三一日

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平静から闘いへ     野上敏和

平静から闘いへ  野上敏和

京浜詩派 第212号より  平静から闘いへ  野上敏和

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迫る恐怖の日々 野上 敏和

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迫る恐怖の日々    野上 敏和    「京浜詩派 211号」より

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