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ひばりの唄を聞きたい    安達 隆

 ひばりの唄を聞きたい    安達 隆

亡き妻の 
介護をしてくれたヘルパーさん二人
 久しぶりに食事 三人でマグロを食べる
 ママの料理に感動しながら

カラオケに行く
 そこで三人で交替に楽しむ
素晴らしい歌声
ヘルパーさんって歌がうまい

裕次郎 五木 堀内を唄う
 自然と調子が上がる
 楽しいひととき 最高の雰囲気

歌が好きだった 妻も空の下で
 唄っているだろう
 なつかしいひばりの唄を
         (211号 15年9月)


京浜詩派 第217号 2017.12)より

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

安達隆先生 遺志を引継ぎます  府川 きよし

安達隆先生 遺志を引継ぎます  府川 きよし


私が六〇まで働いた最後の勤務先は 鶴見の下町
汐田ヘルスクリニックの 健康診断の組織担当
そこの所長で 私の上司が安達隆先生
たいへんお世話になり 一緒に汗をかきました
民主医療機関連合会連 略して民医連に加わる
横浜勤労者福祉協会 主に汐田病院の外科医として
手術の腕が立ち やさしく信頼され 患者や地域に
生涯を捧げ八〇代まで働き 奮闘してきた安達先生
最後の勤務地は 平塚診療所もその一つです

私が年金生活になった時 主治医もあなたです
患者の私は そこで「京浜詩派」を手渡していた
少し経ったある日のこと 平塚診療所で診察中に
「私も仲間に入れて欲しい」と先生は言った
若い時の思いが甦ったのでしょう詩の仲間になった
先生は 横浜市大の医学生として 労働者の街で
セツルメント活動にも参加している
芥川賞作家の郷静子も参加していた「横浜文学」に
神奈川区で育った 先生も加わっていた
運河に浮かぶ船に 寝泊まりして働いていた
港の労働者を訪問し その時のことを書いた
「エッセイ」を 私は読んだことがある
その誠実な内容は 先生の将来を暗示していた

会員になって「京浜詩派」に 掲載した作品は
長年温めていた 得意のジョークの詩から始まり
最後は学生時代の恩師・医学部の教授の教えと
その後の自分の医師としての 体験も思い出し
「連載の詩」を 数篇書き始めていた
作品は生き生きして 仲間から注目されていた
期待されていた矢先 病魔に襲われてしまった
頭のなかに壮大な構想が 浮かんでいたことだろう
もう続きを読めなくなり 本当に残念でならない
先生に続きたいと 後輩の医師も
詩を学びたいと 仲間に加わっている
先生の遺志は 必ず引き継がれて行くことだろう
私はそれを 確信している
安達先生 安らかにお眠りください


京浜詩派 第220号(2017.12)より

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

三崎家のまぐろ   安達 隆


 三崎家のまぐろ   安達 隆

疲れた時 ふっと思い出すのは
三崎家のまぐろ
一杯飲みながら まぐろをつまむ
柔らかさと味
ホッとするひととき
健康な体を作ってくれる料理
煮込んだ大根と一緒に食べるのが
体にすごくいい

こころとからだにいいものを
作ってくれているのが
お店のママ
料理の腕前は右に出る者がいない
明るい笑顔 客との応答
この雰囲気が 何ものにも代えられない
まぐろが うまいのは
流れる演歌と ママの笑顔にあった
         (206号 14年6月)



京浜詩派 第220号(2017.12)より

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

ビルの谷間で   安達 隆


ビルの谷間で 安達 隆

マンションの三階
窓から 外を見る
鉄筋コンクリートの建物が
静かに林立している
動いているのは
白い雲 黒いカラス 屋上の洗濯物

人影はない
あまりの静寂に 圧倒される
だが この建物の中に
人が働いている 暮らしている
ビルの群れを見ている自分も
その中のひとり

みんな何かやっているのだ
いつまでも
平和な姿でいてほしい
         (204号 13年12月)


京浜詩派 第220号(2017.12)より

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

前を向いて歩こう/こころと体  安達 隆

前を向いて歩こう/こころとからだ    安達隆

前を向いて歩こう/こころとからだ    安達隆 「京浜詩派 211号」より

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

働く人の健康障害 安達隆

働く人の健康障害 安達隆

働く人の健康障害 安達隆 「京浜詩派 210」より

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

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