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神奈川新聞2021年2月4日 船方一の世界紹介

神奈川新聞 2021年2月4日 船方評・京浜詩派評

 2月4日の神奈川新聞に 詩評欄に「船方一の世界」が紹介されました。
 また、京浜詩派232号いだ・むつつぎさんの詩も紹介されています。


 文字が小さいので、クリックして画面を大きくしてご覧ください。

テーマ : 詩集・詩誌・詩に関する本
ジャンル : 小説・文学

船方一 新日本歌人2021年1月号で紹介

2101新日本歌人 表紙

2101新日本歌人 船方紹介




新日本歌人 2021年1月号に 「船方一の世界」が紹介されました。

テーマ : 詩集・詩誌・詩に関する本
ジャンル : 小説・文学

船方一の世界-新かながわ新聞に紹介

210103新かながわ 船方紹介

「船方一の世界」が、神奈川県の民主的な週刊新聞「新かながわ 2021年1月3日号」に紹介されました。

拡大してご覧ください。

テーマ : 詩集・詩誌・詩に関する本
ジャンル : 小説・文学

船方一の世界 宣伝用チラシ

船方一 宣伝ビラ



 注文 お問い合わせは
 横浜詩人会議 代表
 府川 清(代表)まで お尋ね下さい
 ☎   0463-34‐7475
 FAX  0463-34‐7465
Email hukawa.kiyosi@purple.plala.or.jp
〒254-0053 平塚市桜ケ丘8-11
*お読みいただいた感想、船方一に関わる思い出などをお寄せいただけたら幸いです。小冊子にまとめたいと思っています。

若しくは、このブログのメールフォームから申し込みください。

船方一の世界 発行される

船方一の世界 表紙


船方一の世界 裏表紙

詩とエッセイで綴る船方一の世界

 横浜詩人会議 編

発行 詩人会議出版

頒価 2000円

テーマ : 詩集・詩誌・詩に関する本
ジャンル : 小説・文学

詩人会議 2020年7月号

詩人会議 2020年7月号


詩人会議7月号には、横浜詩人会議からは、以下の作品が掲載されました。

 短詩:梅津弘子「アベマスク」、
 きみあきら「武器」、
 小泉「戦略家」、
 洲「辞められない」、
 府川きよし「日本大使館」、
 まえだ豊「僕ら」

グループ誌代表作品:「京浜派」229号より 国枝健「ペリカン万年筆」

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

愛犬と   須田 利正

愛犬と   須田 利正


愛犬ダイヤ ソワソワ
私を見て しっぽフリフリ
両手を上げ 寄りかかる
いつもの散歩の合図
わかったよ 郵便局までいこうね

もうすぐ一七歳 元気
引っ張るように 階段ぴょんぴょん
早く行こうよ
急がないで あぶないよ

まずは電柱 こんにちは
お世話になります ブロック塀
草花さんも 足上げて
クンクンお友達
右に左に寄り道とくい

郵便局 
ダイヤ ちょっと小包とるから 
まっててね
目パチクリ まるくして
わかったよ 返事しているよう

小包の支払いし
さー帰ろう
腰までふるふる 大喜び
我慢していたのか
いそいで電信柱 こんにちは

郵便局員 息荒げ
追いかけてくる
鍵付きの小銭入れ 振り上げて
又もわすれた ありがとう
携帯電話紛失したばかり
老いの七一歳



京浜詩派 第230号(2020.6)より

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

追悼 磐城葦彦 3作品 

イギリス海岸

わたしの なかの カムパネルラ
あなたの なかの わたし
イーハトーブの 異国情緒に酔いながら
美しく 輝く 岸壁と みどりの
イギリス海岸との 出会いを
どれほど 夢見たか

星雲が 幾つも 解き放った 光の滴が
溢れていると語った 友のことばだったか
あるいは 真黒のフロックコートを羽織った
荒地を みつめていた 詩人だったか
岩手山と対峙した 姫神山から吹いてきた
セロの奏でる 風の歌に 誘われ
わたしは 野宿も 覚悟で 旅立った

注文の多い店で コーヒーを 一杯
銀河ステーションはどこかと 地図を探る

ここは 間違いなく イギリス海岸だ
波打ち際に 立っていると
もののけのかたちが 浮かんできた
それらは みるひとの眼に
想像するがままに みえてくるという

わたしが カムパネルラに 抱いた
じぶんだけの 多情で 勝手な 片思い
ジョバンニに悪い かりそめの 恋
きれいな ルビーの珠を イヤリングにし
あなたに贈ろうと 種山ケ原を 掘ったのも
思えば むなしい作為だったか

わたしの 憧れの イーハトーブ
又三郎が 森を徘徊しているところ
ウルトラマリンの空の下 馬の嘶くところ
だれかが おしゃべりしている
だれかが うたっている

わたしが あなたと
きのうも おとといも さきおとといも
歩んだ あなたの なかの わたし
それなのに きょうは ひとときも
歩こうとしても 足が 動かない
かなしばりにあってしまったか 

イギリス海岸のむこう
早池峰の奥 シグナルが 点滅
遠い 北の 城下町の 友と
黒い帽子をかぶり 後ろ手に手を組んだ
あの 詩人とが わたしを 幻惑し
イーハトーブの 魔力で とりこにしたか

わたしの なかの カムパネルラ
あなたの なかの わたし
いま 二重にかさなりあい 写っているのは
永遠の イギリス海岸の もののけ

 *イーハトーブは、岩手県東部の地方。
イギリス海岸も、宮沢賢治の作品中の呼称。



多喜二とともに


夜が 足早に やってきた
夜が どっぷりと 埋まってしまった
朝が 夜明けを 告げなくなった
朝が 闇をかかえたまま 動かなくなった
昼が とばりを背負い 重くなった
昼が 時間を寄せつけずに 止まった

そういう状況を さまよい
わたしは 多喜二について考えた
そのありかについて考えた

そうだ 多喜二の 生きて死んだときも
同じ 夜と 朝と 昼の 混った
乱れに乱れた くりかえしに
息が できなかったに 違いない

多喜二は どこでも たたかった
たたかいの一兵士は どこへでも出向き
はたらくものたちの姿を 直視し
たしかめながら 血と汗を 書きつづけた
筆こそは 鋭い 銃眼
撃つ相手は あいつらだ
官憲との弾圧との たたかいだ

「文章は海綿だ」
「作者の心理と感情だ」
「たっぷりと浸れ」
「プロレタリア的に生き生きとして……」
「生活と行動」
「そこから生まれるのが……」
たたかいの のろしだ と
わたしは いまになって五体が
ふるえるほど 強く 感じた

勝手な きままな 支配と権力のふるまい
首切りも あたりかまわず 横行
いつになっても あいつらは 存在
弱いものは いつも 弱く
きのうも きょうも あしたも
のたれ死と 同じ
その先は どうなるか

多喜二は 暗い深淵のむこうで
手を ふっているか
かすかな 燐光を 放っているか

ごうもんの果てに 息絶えたが
多喜二は 一歩 また 一歩 と
たたかったから 殺されたが
わたしのなかの 多喜二は 死んでいない
多喜二の 言葉は 不滅

いまも この世は 戦場だ






何度でも問う 平和を


大海原のむこう たくさんの国がある
たたかいをやめないで 血を流している
貧しく 飢えた 国がある

かつて 祖国は 同じように
いのちを失い 町も 村も 荒れ果て
再生の道さえも 失ったが
あかりをともし 生きる力を呼びおこし
未来へつないだのは 平和の証し 九条
この道を歩くかぎり 失うものはない

殺さない 殺されない 教訓を
治夏秋冬 辻説法で 何度でも 問おう
無力なんかではない 詩人の言葉で
きょうも また わたしの心は高鳴る


京浜詩派 第230号より

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

京浜詩派 第230号 追悼 磐城葦彦












京浜詩派 第230号

発行日 2020年6月1日
発行 横浜詩人会議
印刷所 貴峯荘ワークピア印刷科

頒価 300円

テーマ : 詩集・詩誌・詩に関する本
ジャンル : 小説・文学

「詩のパンフ」より 詩 を 2編

パラシュート考
          青木 みつお


パラシュート降下部隊に参加の
女性自衛隊員は緊張した顔だった
一九四四年この基地に行ったぼくは
入営する叔父を父と送った
実は出征を免除されていた
叔父はパラシュート会社の役員だった
いま水陸機動団は米軍と訓練し
高機動ロケット砲システム
揚陸艦のライフル訓練をしている
共同訓練は精鋭部隊づくりだ
女性隊員の真剣な顔つきは
前線に出るという戦争政策に
組みこまれることになる
まもるといいながら攻めるのが軍隊
広く世界を見てほしい



いのち讃歌
       浅尾 忠男


生後二ヵ月
白い産衣にくるまって
ねむっている
ときどき
瞳をあけては
また とじる
指をにぎりしめては
また ひらく
向葵(あおい)という名の
曾孫をいだく
米寿をむかえる
ふるえる両手で
いのちをかかえる



テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

詩のパンフ『平和と立憲主義のために 5』を発行



横浜詩人会議内外の詩人の作品を載せた詩のパンフが発行になりました。

今回は、コロナ禍のなか、印刷・製本を業者にお願いしました。
そのため1冊50円の頒価となりました。

頒価 50円

発行月日 2020年5月3日
発行 「詩のパンフ」編集委員会

テーマ : 詩集・詩誌・詩に関する本
ジャンル : 小説・文学

府川きよし 流域の自由民権運動の歴史 「花水川物語」外伝

流域の自由民権運動-府川きよし詩集


流域の自由民権運動
流域の自由民権運動


府川きよし詩集「流域の自由民権運動 『花水川物語』外伝」

2020年3月1日 初版発行
著者 府川きよし
発行所 横浜詩人会議
印刷所 貴峯荘ワークピア印刷科

頒価 1000円
-このブログのメールフォームよりお申し込みください。

テーマ : 詩集・詩誌・詩に関する本
ジャンル : 小説・文学

ペリカン万年筆   国枝 健

ペリカン万年筆   国枝 健


終活のひとつに 机の引出しを整理
一本の万年筆が出てきた
二十二歳の時 新聞社に職が決まり
祝いに 母がくれたもの

記者講習が終わり
毎日記事を書くなかで
自分に納得いくものを
母からもらった万年筆で書いてみた

デスクに手渡すと
「ペリカンだな!」
読みもしないで
書いた原稿を ビリっと破り
脇の大きなゴミ箱に ポイ! と捨てた
「説明しなくても判るんだ
 甘やかせのママが
祝いに買ってくれたものだな!」
デスクは ニヤニヤ笑っていた

何も話してないのに なぜ判るのか
私は ケゲンな顔でデスクを見た
「判るんだよ!」
また笑った
「親に見せられる記事を
早く書けるようになれ! 
母親に良く礼を言っておけ!」と

ゴミ箱から 破れた原稿用紙を
取り出して 突っ返された
私は「わかりました」
うなずくしか無かった

五十六年経って 未だに
ペリカン万年筆を 使う気にならない
もっぱら四百字の原稿用紙に
2Bの鉛筆で 書きなぐっている


京浜詩派 第229号より

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

京浜詩派 第229号 2020年3月発行

京浜詩派 第299号


京浜詩派 第299号 巻頭詩 春待


京浜詩派 第299号 目次01

京浜詩派 第299号 目次02



京浜詩派 第229号
発行月日 2020年3月1日
発行所 横浜詩人会議
印刷所 貴峯荘ワークピア印刷科
頒価 300円

テーマ : 詩集・詩誌・詩に関する本
ジャンル : 小説・文学

声明  私たちは、横浜市のカジノ誘致に反対します  

声明  私たちは、横浜市のカジノ誘致に反対します
 

林文子横浜市長は、カジノを含む総合型リゾート(IR)を山下ふ頭に誘致を進めようとしています。
 総合型リゾート(IR)と言っても、全体の売り上げの7~9割をカジノがしめます。他の施設はカジノに客を呼ぶためのものです。
 カジノは賭博、ギャンブルです。
 すでに日本はギャンブル大国です。
 競馬、競輪、競艇、オートレースの公営ギャンブルは、「公営」の枠をなかでも、ギャンブル依存症を生み出しています。パチンコ、パチスロも脱法的換金システムを作り出し、自殺者や家庭崩壊や犯罪を生み出していることは、身近に見聞きするところです。
 日本は世界一のギャンブル依存症大国です。
 調査によれば、ギャンブル等依存症が疑われる者の割合は、日本は3.6%です。アメリカ(1.9%)、フラン(1.2%)などに比較すると、数倍の高い比率を示しています。
 カジノは、客をどれだけギャンブルに夢中にさせ、金をかけるようにさせるか研究しつくされた施設です。カジノは周辺80kmから客を集めると言います。横浜市内全域どころか県内、都内からも客を集め、ギャンブル依存症を増加させます。
 ギャンブル依存症は、病気です。理性を失いギャンブルに夢中になり、自殺や家庭崩壊を招き、犯罪の増加につながり、治安悪化を招きます。
 カジノ事業者は、横浜市にみなとみらい線の直結などの交通網の整備を要求しています。このためには、横浜市は最低でも2000億円の税金をつぎ込んだ事業が必要になります。
 横浜市は、税収が増えると言いますが、カジノ事業者の甘い試算を鵜呑みにしたものです。その利益は最大限を見込んだもので、失敗する可能性にはふれていません。またギャンブル依存症を増加、治安悪化に伴う対策の費用も計算に入れていません。
 そもそも、2018年7月20日に成立した、特定複合観光施設区域整備法(《IR整備法》もしくは《カジノ法》)は、アメリカのトランプ政権とその背後にいるアメリカカジノ資本が後押し、安倍政権が短期間に成立させたものです。
 カジノ事業者との契約は、40年ほど続き、途中での契約解除はできないと言われています。途中で失敗だったからと解約はできないのです。横浜市の自治権が将来にわたって奪われることになる、カジノは誘致すべきではありません。
 横浜詩人会議は、平和と民主主義を愛する詩人と詩の愛好者の集まりです。
私たちは、横浜市の国際都市としての品格を落とし、ギャンブル依存症を増やし、文化を破壊し、横浜市の自治権をも奪うカジノ誘致に反対するものです。
 以上、総会の名において、声明します。

019年12月21日  横浜詩人会議総会

テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

何を着たっていいじゃない 富七


何を着たっていいじゃない    富七


ファッションに
決まりはあるのかな

決まりがあるから
カッコいいもある
それを壊して
自由にするのも面白い
みんなが
着たいものを
着ればいい

それをそう着た
これをこう着た
どう着てもいいでしょ

こっちのがいい
あっちのがいい
どう着たっていい

感性や、趣味や
いろんなものが
違ってるから
面白いじゃない
靴下重ねて履いたって
シャツを重ねて着たって

何をどう着たって
いいんじゃない



京浜詩派 第228号より

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

叱られる  手塚 一実

叱られる   手塚 一実


月一度
検診受けてる循環器のクリニック
薬も切れて二日たつ

横浜駅西口までの行程が
出がけに少しもたついて
十一時近くに家を出る
いつも混んでる医院なので
詩集も袋に入れて行く
普通なら相鉄西谷駅まで
十五分ぐらいの道のりが
背を丸め杖ついて
上目使いにとぼとぼと
四十分は かかったか

横浜駅から二十分
やっと医院に着いたとき
待合室に人気なく
午前の診療終わってた

永年通う医院は 診療時間を延長し
心電図 胸部レントゲン検査
看護士さんが採血
六種類の薬 一ヶ月分の処方箋
薬を切らしちゃいけない と
厳しく叱られた
整形外科のリハビリの事も話したが
運動せよ と叱られる

薬局からの帰り路
町内の床屋さんに辿りつき
冷たい水を頂いて ひと休み
四時ごろ家に戻ったが
なぜか心が温かい



京浜詩派 第228号より

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

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